図書館は、大学における教育・研究の基盤となる施設です。単に図書の貸出しをするだけでなく，さまざまな学術情報を集積し，さらに本学からの研究成果を広く社会に発信する機能を担っています。特に近年は学術情報の電子化が進み，従来の紙媒体の情報から電子的な情報へのアクセスが重要となってきています。本学では教科書の教材のデジタル化を進めるなど大学全体でDX（デジタルトランスフォーメーション）に取り組んでいますが、附属図書館でもこのような電子情報へのアクセスをさらに向上させていくよう努力しています。

　また，高度な研究情報の提供だけでなく，「学びの場」としての学習支援も充実させていきたいと思います。図書の展示企画や文献検索などの講習会の開催を通じて、本学の学生，教職員だけでなく，地域の看護職者なども含めた多くの人にとって利用しやすい図書館を目指していきます。ぜひ積極的な活用をお願いします。

1. 石川県立看護大学附属図書館は、学生・教職員、学外の利用者のニーズを把握し、利用しやすい図書館となることを目指します。
2. 石川県立看護大学附属図書館は、最新の看護学の学術情報活用のための利用者支援システムを構築していきます。
3. 石川県立看護大学附属図書館は、館内に保存されている歴史的な知的資産を将来にわたって利用できるように内容を精査、管理していきます。
4. 石川県立看護大学附属図書館は、利用者が快適に活用できるように、図書館スタッフの向上心を育み、設備、施設の充実を図っていきます。
5. 石川県立看護大学附属図書館は、県内および他大学の図書館と連携を強化し、利用者が必要とする情報を提供できるようにしていきます。