国際貢献事業

JICA青年研修事業(地域保健医療実施管理コース)

終了しました

 地域保健医療について、将来、研修生の本国あるいは地方において能力を発揮できる人材の育成を目的とします。 (委託元:国際協力機構(JICA)北陸支部)

 本学では、国際社会への貢献を目的に、当センターを窓口として、タジキスタン(H18〜H22)、ベトナム(H24)、中央アジア・コーカサス地域(H25~)、カンボジア(H28~)から、国際協力機構(JICA)の研修員を受け入れてきました。

 本学教員による講義や、県内医療機関等の見学を通し、予防医学、公衆衛生の概念の理解と、地域医療・保健のシステム、制度の重要性を理解し、自国の状況と課題に応じた予防活動を行うための基本的な考え方を学ぶことで、人材の育成に貢献してきたいと考えています。

 

平成28年度の研修内容

 11月30日(水)にカンボジアからの研修生15名が学長を表敬訪問し、その後、開講式が行なわれました。この研修は将来のリーダーとしての予防医学・公衆衛生分野における実施体制の課題解決を担う青年層の知識と意識の向上を目指し、予防、公衆衛生、地域医療、地域医療連携をキーワードとした関連施設の視察と講義を取り入れたプログラムとなっており、本学での講義の後、内灘町、金沢市、白山市、小松市の該当施設の視察、講義を実施しました。

 

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 本学で地域保健医療についての基礎的な知識について講義を受け、石川県庁で日本の保険医療システムについて学んだ後、一次医療、二次医療、三次医療の施設、保健所、訪問看護ステーション、予防医学協会、かかりつけ薬局等の視察を通し、生活習慣病の予防、母子保健について多くを学ばれました。

 12月13日の成果発表では、この研修を通して学んだことを将来のリーダーとして自国でどのように展開していくかについてのプランが述べられ、今後の活動が期待されます。

 また閉講式では15名の研修生に修了証が授与されました。本研修で、日本の文化や国民性に触れたことが、研修生には貴重な経験となった事が送別会で語られ、日本での生活が実りあるものであったことが伺えました。

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開催日時2016年11月30日~12月13日
開催場所石川県立看護大学、県内保健医療関係機関
講師石川県立看護大学専任教員 他
対象カンボジア 15人
問合先地域ケア総合センター Tel 076-281-8308 Fax 076-281-8309 E-mail sogocen[at]ishikawa-nu.ac.jp ※[at]を@に変えてください。 

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