国際貢献事業 JICA青年研修事業(中央アジア・コーカサス混成 母子保健実施管理コース) 中央アジア・コーカサスにおける新生児死亡率、妊産婦死亡率などの母子保健指標の改善に向け、将来のリーダーとして母子保健分野における課題解決を担う人材の育成、青年層の知識と意識の向上を目的に、研修を行います。 (委託元:国際協力機構(JICA)北陸支部) 当センターでは、国際貢献に資することを目的に、タジキスタン(H17〜H22)・パラグアイ(H19〜)・ボリビア(H22)・ブラジル(H24)・ベトナム(H24)から、国際協力機構(JICA)の研修員を受け入れてきました。 この事業を通じ、多くの国の人々と看護や福祉について語り合う場を共有し、また、お互いの文化を学び合うことができればと思います。 平成25年度の研修内容 平成24年度に引き続き、JICA青年研修の受入を行いました。今回の参加者は中央アジア・コーカサス地域の4ヶ国から13名。職業も看護師・助産師を始めとし、産科医や小児科医、保健行政官と様々。そこで、初日はカントリーレポート発表会や本学大学院生も交えたディスカッションを通して、日頃の活動や各国の現状について情報を共有しました。2日目以降の研修では、本学教員による看護や公衆衛生の講義に加えて、石川県庁、県立中央病院、かほく市役所、ひろ助産院の協力のもと、日本の母子保健の現場を直接見ていただきました。また、母子保健の最初の一歩、命の大切さについてどのように子ども達に伝えているのかを知っていただくことを目的に、かほく市立金津小学校の授業にも参加させていただきました。短い期間ではありましたが、色々な職種の人々が母子保健にかかわり、大切な命を守っている日本の現状について、多くのことを学んでいただくことができました。この事業にご協力いただきました機関のみなさまにお礼を申し上げます。また、この研修期間中には、歓迎会や送別会などで本学学生が研修員と談笑する姿がたくさん見受けられました。他国で母子保健に関わる研修員達との交流は、本学学生にとっても学びの多い出来事でした。石川県立看護大学では、これからも国際貢献事業を通して、看護や保健・医療について共に考え学んで行きたいと考えています。 開催日時2013年11月28日~12月10日 開催場所石川県立看護大学 講師石川県立看護大学/専任教員 他 対象アルメニア2名、キルギス4名、タジキスタン3名、ウズベキスタン4名 問合先地域ケア総合センター Tel 076-281-8308 Fax 076-281-8309 E-mail sogocen[at]ishikawa-nu.ac.jp ※[at]を@に変えてください。