本学附属地域ケア総合センター事業 地域連携・貢献事業「わたしと地域の未来を変革する SDGs」の企画の1つで、「風水害24ゲーム体験会」を2021年7月22日（水）に開催しました。参加者は学生6名、教員5名、計11名でした。
　風水害24ゲーム体験会は、「大規模風水害接近から通過までの24時間」をリアルにシミュレーションするゲームです。参加者は、「まちに住む住民」を演じながら、行動を選択します。台風が接近し、警戒レベルが変化する中、自助と共助のバランスを考えながら、体験を通して多くの学びを得ました。
＜参加者の感想＞
・何でも早めに行動することが大切。また、日頃の準備をしているだけで、災害の取り組み方が違うと思いました。自分の命と人の命を救うことのバランスが難しい。
・災害に対して何をどう備えておく必要があるか、自分の判断力について振り返ることができた。
・災害が発生する前に、自分の住む地域のハザードマップを確認しておくこと、防災グッズや感染予防グッズを揃えておくことが大切だと感じた。
・取り残された住民の多くは、情報を入手することが困難であったり、避難行動を取ることが難しい人が多かったため、そう言う人が地域にいることを前提として情報を共有したり声をかけていくことが必要だと感じた。
　コロナ禍での開催のため、学内関係者に限定しています。新型コロナウィルスの感染状況によって、オープン開催を企画しますので、ぜひご参加ください。また、町内会や学校等での出張開催も可能です。本ページのお問合せ先までご連絡ください。