石川県立看護大学附属地域ケア総合センターの人材育成事業の1つである「第16回ペリネイタル・グリーフケア検討会」を、平成29年2月18日（土）に、石川県立中央病院　健康教育館　大研修室で開催しました。

　今年度のテーマ「進んでいる施設のケア・連携を学ぼう」に沿い、第2回目となる今回は、新潟大学医歯学総合病院総合周産期母子医療センターの助産師 森山幸枝さんと藤田沙緒里さんを講師にお招きし、「グリーフケア外来」について紹介していただきました。

　まず、参加者全員の自己紹介から始まり、同じく全員にこの検討会に期待していることを話していただきました。続く講演では、これをふまえながら、グリーフケアの基本から、病棟でのケア、そしてグリーフケア外来へのつながりへと話題が進められました。実際に外来を立ち上げるにあたっての周囲の巻き込み方をはじめ、運営面等の質疑応答を通して理解を深めていくことができました。その後、グリーフケア外来で関わった事例についても講師から報告いただき、最後に各グループで情報交換、意見交換を行い、検討会を終えました。

　参加者は県内外31名であり、質疑応答も活発になされ、各グループの話し合いも有意義なものとなっていたようでした。

　次年度第1回は平成29年7月8日（土）開催予定です。テーマは年度始めに発表いたします。