令和5年度事業 宝達志水町における祭礼行事のアーカイブ作成 地域社会の少子高齢化とコロナ禍にあって、町のお祭り行事(祭礼)が途絶えつつあります。 長年、お祭りに慣れ親しんだ住民としては、お祭りが行われない年が寂しく感じられるのではないでしょうか。 問題は気持ちの部分だけではありません。近い将来、少子化や人口流出により、お祭りでの獅子舞や御神輿といった行事の担い手が途絶えてしまう恐れがあります。 本事業では宝達志水町を対象にして、お祭り行事を記録に残す活動を行います。 祭礼の催行自体は多くの区において二日間のみですが、7月下旬から準備、練習、打ち合わせなどを毎日行っており、それが9月上旬まで続きます。 その期間の前後に衣装や道具の陰干しや神社の下草を刈るなどの行事があります。 約5ヶ月間程度の期間において祭礼を意識する機会がありますので、住民においては初夏から秋にかけての生活の一部として身に染み付いているのが現状です。 ・地域の方にお祭りや獅子舞についてのヒアリングを行い、行事の全体像を記録します ・獅子舞の舞い方を記録し、文化の「型」として定めます ・まったく触れたことのない人でも本記録(動画・写真)を見たり読んだりすることで、獅子舞を舞うことができるような完全な記録を作ります ・宝達志水町の文化として動画を展示します 開催場所宝達志水町 講師松田 幸久/石川県立看護大学 准教授(人間科学・心理学) 問合先松田 幸久/石川県立看護大学 准教授(人間科学・心理学) ymatsuda[at]ishikawa-nu.ac.jp ※[at]を@に変えてください。