能登のいきがいづくり応援事業
企画担当:市丸 徹 / 健康科学講座 准教授
企画: 能登町白丸地区での食事会・茶話会
日時: 令和6年9月18日
場所: 能登町白丸公民館
能登町白丸は令和6年能登半島地震にて津波による甚大な被害を受けた地区で、多くの地区住民の方々が家屋を失い仮設住宅での生活を余儀なくされています。先の見えない不安や苦労が続く中で少しでも楽しい時間を過ごしていただきたいとの思いから、学生との食事会と茶話会を企画し、金城大学の金谷雅代准教授にもご協力を得て、白丸公民館と共同開催しました。今回はとくに仮設住宅にお住いの男女約10名をお招きしました。
9月18日、フィールド実習でお世話になった1年生に有志の希望者と卒業研究ゼミ生を加えた6名の学生とともに白丸地区を訪問しました。挨拶を交わしたあと、女子学生は地域の女性陣が下拵えされた調理に参加し、カレーを作りました。その間、男性陣は座談会を行い、仮設住宅での暮らしの実情について、不安やご苦労などを伺いました。その後、昼食では共にカレーライスを食べながら談笑しました。カレーは公民館でのクラブ活動に来ていた住民の方々にも振舞いました。食後は地域住民と学生の混合で3チームに別れ、対抗で様々な脳トレ問題に挑戦しました。調理やゲームでの共同作業を通して親睦を深め、時を忘れて楽しく過ごすことができたと思います。
学生にとっては地域の方々から苦境にあっても前向きに生きる力を学び、またともに元気になる機会を得ることができました。ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。