令和6年度 看護教員現任研修を開催しました(7月6日)

2024/07/06

看護学生に対する震災後の長期的なメンタルヘルスケア

 令和6年度の石川県看護教員現任研修では、石川県内の看護教員の皆さんのご意見を伺い、第1回(7月6日(土) 10:00~12:30に開催)、第2回(8/10(土) 9:30~13:00に開催)は1月1日に発災した能登半島地震に関連した研修を企画しました。

 第1回は、被災地に赴き七尾看護専門学校で開催しました。テーマは「看護学生に対する震災後の長期的なメンタルヘルスケア」で、石川県立看護大学 名誉教授 武山雅志先生にご講演をいただきました。石川県内の看護教員等18名が参加いたしました。

 講演では、被災の体験と心理、「被災した学生が当時のことを語らない」「被災した学生にどう接したらよいのか」「傷ついたセルフイメージの回復」について、東日本大震災にあった子供たちの3年後の様子のビデオを見て、先生と一緒に考えました。参加した教員の方々からは、「被害の違いの中でお互いに気遣いあいながら生活している生徒・学生たちに、日常生活の中で関心を寄せながら普段通りにともに過ごすことが一番大切である」という意見や「語るための安心の場づくりの重要性」や「ボランティア活動を通しながら、生徒や学生がセルフイメージを回復していることを実感した」というご意見がありました。

 東日本大震災に遭遇した子供たちが3年後にようやく語り始めています。能登半島地震で被災した生徒・学生へのメンタルヘルスケアも時間をかけて、その人なりの変化をみて関わっていくことが大事だと思いました。

 ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。第2回は、8/10(土)9:30~ 被災地支援の報告を行います。是非ご参加をお願いします。
 最後に、今回の開催会場である七尾看護専門学校の校舎も被災し、クラウドファンディングを行っています。ご協力を頂けると幸いです。

企画・運営担当者:石川倫子・寺井理恵子・木田亮平・田村幸恵
石井和美・南條裕子・瀬戸清華・千田明日香