「脱炭素まちづくりカレッジ」を開催しました。

2023/08/30

 2023年8月10日に金沢未来まち創造館で実施した「ゲームを通して持続可能な社会を考える1DAY(夜の部)」において、講師にissue+designの森 雅貴さんをお迎えし、「脱炭素まちづくりカレッジ」を開催しました。

 脱炭素まちづくりカレッジとは、気候危機や脱炭素の基礎知識を身につけ、持続可能なまちづくりや地域づくりについて学ぶことができるカードゲーム型プログラムです。。

 今回は本事業(地域ケア総合センター 地域貢献事業 SDGs)では初めて金沢市内で開催し、かつ初めて大学関係者以外の参加者がありました。
 「脱炭素まちづくりカレッジ」も石川県内で2回目の開催です。
 参加者は、中学生1名、大学生2名、一般8名、教員4名=15名でした。

 学生や企業、行政関係者など世代も立場も異なる初めて出会った参加者が、それぞれの観点や価値観から議論を交わし、利害関係も見られ現実世界の縮図を体験でき、まさにゲーミフィケーションの利点が感じられました。

 ゲームでは、スタート時に100であった排出量も、熟考しながら事業を実施し、再エネの促進やコミュニティの成熟度が高まることで、最終的に半減させることにつながりました。会場全体が拍手と達成感に包まれました。

 最後に、マイCO2ワークシートを用いて、自分のカーボンフットプリント指数を他の参加者と比較し、自身のCO2排出量の特徴や、どのような行動や習慣が影響しているかに気づく振り返りをしました。日本のCO2全排出量の6割が個人で排出していることからも、個人がまずは意識することが大切であると実感しました。

ファシリテーター:、森 雅貴(issue+design)
企画・開催準備:寺井 梨恵子、松本 智里、瀬戸 清華(石川県立看護大学)