「認知症世界の歩き方 ダイアログ」を開催しました。(金沢伏見高等学校)

2023/07/31

 22023年7月19日に金沢伏見高等学校(看護セミナー)において、「認知症世界の歩き方 ダイアログ」を開催しました。

 金沢伏見高等学校で看護志望の生徒さん54名(1~3年生 異学年交流グループ)を対象に「認知症世界の歩き方 ダイアログ ワークショップ」を開催しました。

 構成は、以下のセッションで2時間開催でした。

 1.ダイアログ

 2.グループ活動(ダイアログの感想やデザイン)

 3.ポスター発表

<感想一部>

・認知症については本当に少ししか知らなかったけど、今回のセミナーで認知症患者の周りの人たちが大変なわけではなく、認知症の方自身が一番苦しんでいることを知った。
・認知症の方が起こりやすいのは上手く意思が伝わらなかったりすることが原因だと思ったので、ケアする側が少しでも理解することが大切だと思った。
・私がいつもトイレを当たり前に入っているのも、電車に乗れるのも普通にしていたけど、認知症の方は私の気づかないところで困っていたことを知った。
・ゲームを通して最初に思っていたイメージよりも多くの症状があることがわかりました。認知症は物忘れが段々深刻になっていくものだと考えていたけど、1人1人症状が異なっていて、どんなことができるのかも変わってくるので、認知症だからとくくるのではなく、どんなことに困っているのかを聞き、寄りそうことが大切だと思いました。
・複数のことが一度にできない、暴力をふるうことがある、体調管理がしづらいなど、たくさんの困りごとを初めて知ることができた。大切な人の顔を忘れてしまうというのは、周りもつらいだろうなと思った。
・認知症だからといってできないと決めつけたり、行動を制限してしまうのはよくないと気づきました。自分でも認知症のことについて調べてみようと思いました。
・認知症の人のために優しい生活環境デザインの考え方などがあり、高齢化が進む中、ちゃんと考えられているのだなと思いました。
・これから暮らしやすい社会を作るには、物がどこに置いてあるかわかるように中身がわかるようなデザインを作るなど、誰でもわかりやすく暮らしやすいものを作っていくことが大切だとわかった。
・誰でも優しいユニバーサルデザインの考え方がもっと世界中への広まっていくといいなと思った。
・ゲームで学ぶのはすごく楽しくて、より頭に残ったと感じたし、私も誰かに何かを伝えたいとき楽しい感じで頭に残るように伝えたいと思いました。
・今回のセミナーはゲームですごく楽しかったし、初めてのメンバーだったけど班の人と話すことが増えたのでよかった。