「SDGs de 地方創生カードゲーム体験会」を開催しました

2022/04/20

 本学附属地域ケア総合センター事業 地域連携事業の1つである「SDGs de 地方創生カードゲーム体験会」を、2022年4月21日に開催しました。参加者は学生6名(1年生)、教員2名、計8名でした。
 SDGs de 地方創生カードゲームは、「中山間地域にある人口数万人の小さなまちが、今後12年間でどうなっていくのか」をシミュレーションするゲームです。参加者は、「住民」または「行政職員」に分かれて、①それぞれの志を達成すること、②持続可能なまちを実現することを目的として、それぞれが考えて行動しました。刻一刻と変化するまちの状況(人口、経済、環境、暮らし)を見ながら、また熱狂しながら、体験を通して多くの学びを得ました。
 ゲームの結果は、初めての「3ターン目で全員目標達成」「4ターンの途中でプロジェクトカードがなくなる」事態となりました。まちの状況もバランスよく発展し、人口も増加し、持続可能で住みやすいまちをつくることができました。

<参加者の感想>
●back castingという考えがSDGsでは取り入れられていることが理解できた。先に目標を掲げ、それには何が必要かという過程が、とても効率的で良いと思った。私もこの考え方をフィールド実習に活かしたい。
●ゲームの終盤(第4ターン)はフィールド実習を行う地区を意識して活動することが出来た。
●最後、資源として大学生を必要とするプロジェクトがないか聴かれ、自分が遂行したプロジェクトに「地域の未来を考えるワークショップ」というものがあり、まさに私たちの向かうべき方向と同じだと思った。今日のゲームを必ず活かしたいと思った。
●状況メーターや各住民に均等に資源や予算を配分したいという気持ちで行政職員になりきった。

 新型コロナウィルスの感染状況によって、オープン開催を企画しますので、ぜひご参加ください。