令和5年度 看護教員現任研修を開催しました(10月28日)

2023/12/25

   人生100年時代の看護教育

令和5年度 石川県看護教員現任研修第4回は、10月28日(土)10:30~15:00に「人生100年時代の看護教育」と題し、看護教員をはじめ、臨床現場からは看護管理者、新人教育担当者、実習指導者など40名が参加されました。

午前のシンポジウムは、「高齢者の“生活”をみつめる」のテーマで、金沢医科大学准教授 橋本智江先生と石川県総合看護専門学校副学校長 越野まゆみ先生を座長として行いました。千木病院看護部長 高田千嘉先生、白山鶴来訪問看護ステーション管理者 澤久美子先生、石川県立看護大学准教授 中道淳子先生が、臨床・在宅・教員それぞれの立場から高齢者の生活についてご発言をいただきました。

午後は、「人生100年時代の超高齢化社会に求められる看護教育」と題して石川県立看護大学学部長 川島和代先生から講義をいただきました。自ら社会福祉法人の理事長を務め、老年看護の教育と実践に携わってこられた先生ならではの理論と実践をわかりやすくつなぎながらの講義でした。生きる人すべての人生の最後の時まで、おしみない尊敬の念を注ぎ、ケアが実践できるようにとの熱い思いを参加者皆がうけとりました。

ひしひしと実感する超高齢化社会を生きる自分自身と医療人としての自分自身を振り返り明日からの活力になったことと思います。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

企画:石川倫子

運営担当:中道淳子、大橋史弥、近藤考朗、宮本奈々恵、池田富三香