母性看護学分野教員(米田昌代教授、桶作梢講師、曽山小織講師、原真佑子助教、吉川季実子臨時助手)と臨床等の企画委員(石川県立中央病院 工藤淳子氏、紙田深雪氏、金沢大学附属病院 谷崎望氏、金沢医科大学病院 水口眞理氏、金城大学 北濱まさみ氏)により、石川県立看護大学附属看護キャリア支援センターリカレント教育事業「第33回ペリネイタル・グリーフケア検討会」を、令和8年7月25日(土)に石川県立看護大学母性・小児看護学実習室とZoomでのハイブリッドで開催しました。
第1部(午前の部)は周産期のグリーフケア初学者のために、事前学習としてのグリーフケアに関する基本的知識と関わり方の基本についての講義動画視聴後の研修になっています。当日は架空事例をもとに2場面について関わり方をグループで考えた後、企画委員のロールプレイの動画を視聴し、再び、学びを共有後、参加者同士でロールプレイの実践をしました。
第2部(午後の部)は米田が現在取り組んでいる研究テーマとからめて、「周産期のグリーフケアに関わる支援者のメンタルヘルスケアを考えよう」というテーマで実施しました。まず、昨年度の女性看護学の修了生であり、当検討会の臨床の企画委員でもある水口眞理の「NICU看護者のグリーフケアにつなげるためのデスカンファレンスに関する研究」と昨年度の助産看護学の修了生河端里咲の「産科病棟・MFICUにおけるぺリネイタル・ロスに関わる看護者のメンタルヘルスケアの実態に関する研究」を紹介しました。その後、本日のテーマにまつわる講師である山王教育研究所 臨床心理士・公認心理師の橋本洋子氏に「周産期のグリーフケアに関わる支援者のメンタルヘルスケア」と題してお話しいただきました。
休憩をはさんで、対面4グループ・オンライン1グループに分かれて、お話を聞いての感想、自分たちに取り入れられそうなこと、質問を考えていただきました。グループでの話し合いの後、各グループごとに話し合われた内容や出された質問を発表していただき、それに対して講師に答えていただきました。
第1部参加者は医療機関スタッフ15名、教員1名、看護学生8名、院生6名の計30名(内オンライン7名)、第2部は医療機関スタッフ15名、教員1名、看護学生4名、院生8名の計28名(内オンライン8名)でした。
開催後のアンケート結果では、第Ⅰ部に関しては、全参加者が内容・方法に関して満足と回答し、今後に活かせると回答していました。感想として、「事前に動画でグリーフケアについて学んであとの実践だったので、講義のみよりもより理解しやすかった」「ロールプレイで実際の声かけを見ることができたので参考になった」「病院によっての違い、文化の違い、妊娠週数によっての違いなど様々な状況に応じてのグリーフケアについて考えることができた」と満足度は高く、今後の具体的関わりに活かすことができそうと回答していた。第Ⅱ部については内容・方法・場所、今後に活かせるかについて全参加者が満足・活かせると回答していました。感想として、「支援者のメンタルヘルスに関してはなかなかないので、とても勉強になった」「橋本先生からのお話を聞いて自分自身のケアも大切にしていきたいと感じた」「講師と直接話ができた」「いろんな方の経験や体験した様子なども知れてよかった」と今後のカンファレンスのあり方や他のスタッフとの関わり方に活かせる有意義なものとなっていました。

| 第Ⅰ部 グループワーク・ロールプレイの様子 |

| 第Ⅱ部 講師 橋本洋子先生 |

| 第Ⅱの参加者の皆さんと記念撮影 |








