かほく市との包括的連携事業「救急ボランティアチーム」の活動報告

2026/07/15

2026年7月10日(金) 応急手当講習@宇ノ気中学校

かほく市立宇ノ気中学校の2年生の保健体育の授業に参加しました。

「応急手当」の授業は、中学校の学習指導要領でも必修の学習内容として位置付けられており、心肺蘇生法などの実習を通して、応急手当の方法を学ぶこととされています。

同校では、消防署の協力を得て実施され、「普通救命講習Ⅰ」に相当する「基礎知識と応急手当」2時限と「BLS・AED実技演習」2時限の本格的な講習が行われていました。

今年は本学から救急ボランティア(応急手当普及員の資格をもつ)2名が、救急救命士や消防士の講習のサポートとして、実技演習に参加しました。

車座で集合写真演習では、単に心肺蘇生法の手順を説明するのではなく、「周囲の安全確認」や「応援要請」、「傷病者の観察」などについて、「なぜ、どう思う?」などと問いかけ、中学生たちと一緒に考えながら、正しい救命動作が伝わるような指導の工夫を行いました。

そのなかで、救命士の方が「怖いよね」「よくわからなかったら、119通報だよ」と、初めて命に向き合う中学生に対して、一人で抱え込まずに周囲やプロを頼る大切さを伝えていることから、成長発達の段階に合わせた教育の重要性を改めて考えることができました。

この経験は、私たちにとっても、自身の知識や技術を確実なものにする、大変貴重な学びの機会となりました。

中学生たちが、熱心に耳を傾け、照れながらも一生懸命に取り組んでいる姿が印象的でした。

もしもの急な場面に遭遇したとき、分からなくても「119番通報」できるだけで大成功であり、立派な救命活動の一歩です。今回の講習が中学生の皆さんが大切な命を救う応急手当や看護に興味をもつきっかけになれば嬉しく思います。