能登のいきがいづくり応援事業 活動報告
~能登町白丸地区でカレーの炊き出しと茶話会をしてきました~
能登町白丸地区はフィールド実習で毎年お世話になり、看護大とも縁の深い土地ですが、令和6年能登半島地震では地震・津波・火災の複合被害を受けました。ご苦労の多い中、仮設住宅住まいの方をはじめ、皆さん前向きに明るく振舞っておられます。このたび若い学生との交流を通して少しでも元気になっていただきたいと、白丸公民館と共同でカレーライスの炊き出しと茶話会を企画し、9/11(木)に学生6名、教員2名で訪問してきました。
朝7時に大学に集合し、マイクロバスで移動して午前10時前に白丸公民館に到着しました。西 真理子助教の指導の下、1年生6人が協力して、大鍋に甘口、中辛2種類の、100食分のカレーを調理しました。地域の方からは、立派なジャガイモや玉ねぎなどの食材提供をいただきました。
カボチャ、ナス、ズッキーニ、オクラなどの夏野菜トッピングも用意し、セルフサービスで好きなものを取っていただきました。配布予定の12時より前から地域の方が集まり始め、当初は持ち帰りを想定していましたが、多くの方が公民館で食べて行かれました。
多くの人が集まる久しぶりの機会だったのでしょうか、食後も各テーブルで話が尽きることはなく、そのまま茶話会に移行しました。片付けを終えた学生も、分かれて各テーブルに混ぜていただき、話に花を咲かせてあっという間に2時間が過ぎていきました。
大量に作ったカレーですが、公民館から地域の有線放送で呼びかけていただき、自宅からお鍋持参で駆け付ける方もいて、すべて捌けることができました。地域の方からは「なかなか一人暮らしだとカレー作らないから嬉しい、美味しかったです」などのお声がけをいただきました。帰宅後に公民館まで「美味しかったよーありがとう」とのお電話もあったそうです。
参加した学生からは「初めて100食分というたくさんの量をつくったので、給食の先生たちはこんなにも大変だったのかと思いました。」「皆さんが小学生だった頃のお話や昔の白丸のお話が聞けました。」「茶話会では最初、とても緊張して不安もありましたが、地域の方々が優しく声を掛けてくださり、すぐに打ち解けて楽しくお話することができました。」「地域の方々がとても面白くてあっという間に時間が過ぎました。」「白丸の方々はとても温かいなと思いました。カレーを渡す時も食べ終わった後も、たくさんの感謝の言葉を伝えてくださり、とても嬉しい気持ちになりました。」「いろいろなお話をする中で白丸の方々のやさしさを感じ、とても有意義な時間を過ごすことができました。」などの感想がありました。地域の方にも楽しんでいただけ、学生にとってもたいへん貴重な経験となったようです。また、このような機会を作っていければと思います。
文責 市丸 徹
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