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フィールド型初年次教育の充実
 
プロジェクトゼミ

うみっこランド→西田幾多郎記念哲学館

うみっこランド(ビードロ絵付け体験)

海の文化にふれる 写真1

かほく市では昔から漁業がさかんです、漁業では現在プラスチックや発泡スチロールを浮きとして使用していますが、以前はビーどろや樽を使用していました。ビードロとはガラスの玉で割れないように周りを縄で覆っています。網を仕掛けた場所の目印となる物です。うみっこランドではビードロに触れ、絵を描くことで、かほく市の漁業の文化に触れる事ができます。

 

体験してみて 写真2

私たちが普段見ている浮きは主にプラスチック製の物が多く、普段から海の近くにいるのにもかかわらず、ビードロの存在を知りませんでした。しかし参加者の方とお話する中で、昔はビードロが漁業の浮きとして一般的に使われており、あたりまえの風景だった事を知りました。高齢者の方々の近くにあるから普段行く事がなかったが、改めて来てみて、体験することで、自分たちの住んでいるかほく市の文化にじっくり触れる事ができて良かったそうです。
 うみっこランドで高齢者も学生も、かほくの海の文化に触れることができ、かほく市の文化を知ることであらためてかほく市を誇りに思い文化を大切にしていこうと思いました。

西田幾多郎記念哲学館

写真3西田幾多郎(昭和15年文化勲章受章)

西田幾多郎は、かほく市生まれの哲学者です。西洋哲学と東洋思想を統合して独創的な哲学体系の確立をしました。その体系は西田哲学として世界で高く評価されています。有名な著書として「善の研究」があり、西田幾多郎は長く日本の哲学、思想界の指導的立場にありました。

哲学館へ行ってみて・・・ 写真2

西田博士の業績やゆかりの品を紹介しながら、哲学を身近に分かりやすく「学ぶ」ことができます。また空の庭や哲学の社など、この哲学館の建築は世界的に有名な建築家安藤忠雄さんが設計したもので、建築物としても魅力的なものとなっています。

 

写真6かほく市の新発見と再発見

今回、うみっこランドと西田幾多郎記念哲学館の2か所へ行く事で、学生は今まで知らなかったかほく市の新発見につながり、参加者の方々もかほく市の再発見につながりました。現在かほく市は看護大ができた事で学生と高齢者との交流の場が増え、協力し合う事が以前に比べさらに可能になりました。今回文化、歴史を知った事で、もっとかほく市を活性化していき、かほく市の文化歴史を私たちも作り上げていく歯車になりたいと思いました。

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