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フィールドワーク型
 
フィールド型初年次教育の充実
取組の趣旨・目的
フィールド型初年次教育の充実

本学の理念「豊かな人間性と高度な専門性とを備えた看護職者の育成」に基づく教育目標の一つは「看護学の社会的使命を遂行できる基盤養成」です。本取組の目的はこの教育目標の達成です。

21世紀社会では、「自律型人材」が強く求められています。そのため、大学等の高等教育機関には「知識技術的能力」(論理的思考力・創造力)、「意欲」(自己成長および他者貢献を継続・向上させる力)、「社会性」(社会・対人関係力、お互いを理解し高めあう力)を総合的に備えた社会人基礎力の育成が求められています。

大学には社会からのニーズや目的に適合した即戦力の育成も求められています。看護領域では、基礎教育終了時点での新卒者の能力は現場で要求される能力との間にかなりのギャップがあることが問題視されています。看護系大学の学部教育は社会人基礎力と実務能力をバランスよく養うためのカリキュラムの開発が急務であると考えられます。

本学ではこれまでも地域社会と協働しながら「教養・知識の習得及び社会貢献」を志向し、教育課程の中で学生の「知識技術的能力」、「意欲」、「社会性」の涵養に努めてまいりました。これからは、さらにその充実と体系化を図ります。

従来型の正課では「知識技術的能力」を、正課外では「社会性」を中心に育むことを目的にしたため「意欲」を充分には育み得なかったという仕組みを見直します。学生が「知識技術的能力」、「意欲」、「社会性」の能力を向上させながら統合するために教育的支援機能と実践活動の場となる教育的プログラムの創出を目指します。


石川県立看護大学人材育成モデル
人材育成モデル

取組の達成目標

(1)社会人基礎力と実務能力
 ①多様な人々とともに目標へ向けて協力するチームワーク力
 ②現状を分析し目的や課題を明らかにしながらその解決に向けたプロセスを計画する問題解決能力
 ③他者を思いやりながら助け合って生きていくケア力
(2)教職員の教育・地域貢献・研究の能力の向上
(3)地域の活性化


取組の内容

課題探求能力等を育成する体系的な教育課程を編成するため、本学が開学以来取り組むフィールドワーク型初年次教育を発展的に再構築して、以下の3つの教育手法を入学時から段階的に実施します。
(1)サービスラーニング:地域の課題の発見と解決に向けた地域住民・団体との協同的な実践教育
(2)コミュニティーカレッジ:地域で活躍する社会人と学生との交流と学び
(3)プロジェクトゼミ:地域の保健・医療・福祉・健康等の問題解決を通じた教養や専門知識・技能の検証

フィールドワーク型初年次教育の流れ
流れ


サービスラーニング コミュニティーカレッジ プロジェクトゼミ
地域の課題の発見と解決に向けた地域住民・団体との協同的な実践教育          地域で活躍する社会人と学生との交流と学び 地域の保健・医療・福祉・健康等の問題解決を通じた教養や専門知識・技能の検証