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シラバス(令和3年度)

Syllabus

博士前期課程(修士) / 実践看護学領域 / 老年看護学分野

老年看護演習Ⅰ(慢性期看護)

Advanced Seminar I in Gerontologica1 Nursing

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担当教員川島 和代、牧野 智恵、紺家 千津子、木森 桂子、直井 千津子、閨 利志子、田本 奈津恵、酒井 郁子、平松 知子、
森垣こずえ
実務経験
開講年次1年次後期単位数2単位授業形態講義・演習
必修・選択選択時間数45時間
学習目的・目標

長期間の罹患経過のなかでセルフコントロールをしながら、代償機転が破綻した増悪期の高齢者に対し、キュアとケアの両方の視点から看護過程を展開して、高度な看護実践能力を養う。

慢性期疾患の高齢者と家族を理解するため、理論を学び、概念に基づいた看護の視点を持つ
慢性疾患の進行と加齢変化から重複して生じるリスクと、高齢者の力を生かした生活の質の維持の両面から、新たな看護の方法を考えることができる
慢性期に罹患した高齢者と家族の長期にわたるセルフケア能力と加齢による変化をアセスメントする事ができ、適切な看護目標が設定できる
慢性期疾患に対する薬物治療を理解して、キュアとケアを統合させた生活の援助を学ぶ
糖尿病の足病変におけるフットケア技術、摂食・嚥下機能障害のある高齢者への嚥下訓練など専門的な看護援助技術を身につける
授業計画・内容
≪授業展開の方法≫
理論の抄読を通して、慢性期における看護を考える基盤となるケアの視点を学ぶ。
循環器系疾患、糖尿病、パーキンソン病の治療の理解のもと、高齢者のアセスメント、目標設定の難しさ、家族を含めた介入の実際について、事例と実技を加えて討議する。
慢性期看護における摂食・嚥下機能障害のある高齢者の症状観察、アセスメントについて、演習を通して体得する。
最新の研究の紹介等から、慢性期ケアにおける症状改善への看護
  回  内容  授業方法  担当
  1高齢者における慢性期疾患・慢性期看護の概念を理解し、慢性期疾患の背景にある加齢変化の影響を考える。講義川島和代
  2-3慢性期における看護の概念を学ぶ
(ミルトン・メイヤロフの「ケアの本質」(生きることの意味)の理解をもとに、再入院を繰り返す高齢者と家族のケアリングを考える)
講義牧野智恵
  4-51.慢性期疾患を有する高齢者へのキュアとケアが統合した 看護方法を学ぶ
循環器疾患の高齢者の専門的看護
慢性の心筋障害が慢性的経過のなかで急性増悪した高齢者の生活障害に対して、治療と生活両面から捉えた高度な看護の実際を、事例から学ぶ。
講義閨利志子
  6-72.糖尿病高齢者の臨床特性を学び、セルフケアを踏まえた 専門的な看護を学ぶ
疫学から見る糖尿病高齢者の臨床特性と治療・ケアの課題を文献より学び討議する。
運動療法・食事療法コントロールが困難な高齢者の薬物 療法の適応、選択基準を学ぶ。
【演習】糖尿病の足病変におけるフットケアの意義を学び技術を習得する。

講義

実技

平松知子
  8-93.パーキンソン病高齢者に対する専門的看護を学ぶ
パーキンソン病の慢性的経過の特徴と生活障害の特徴を学び、悪化予防、意欲低下予防の看護を考える。
講義・演習田本奈津恵
  10-13生活障害のアセスメント、援助の実際を学ぶ
摂食・嚥下機能の障害を持つ高齢者の看護
(摂食・嚥下機能のアセスメントの実際を学び、検査、治療の理解のもとに専門的な予防的看護実践、嚥下障害への高度な看護実践について学ぶ)
【演習】金沢医科大学病院で、摂食・嚥下機能障害を有する高齢者のアセスメントを実際に学ぶ
講義・演習森垣こずえ
14-15高齢者の生体情報を超音波診断装置(エコー)を用いて収集し、ケアに活用する方法について学ぶ演習木森佳子
  16-17高齢者の生活リズム調整における援助方法とその有効性について学ぶ。講義酒井郁子
  18-19高齢者の慢性期看護における栄養管理の特徴を理解し、高齢者の褥創における、最新のエビデンスとアセスメントと専門的ケアを学ぶ。講義・
プレゼンテーション
紺家千津子
  20-21
高齢者の排泄の自立に向けたアセスメントとケア方法と高齢者看護実践における課題について多職種連携で支える視点を学ぶ。
講義・演習川島和代
  22慢性期ケアにおける看護の課題について、文献から検討する。討議川島和代
教科書

酒井郁子編:超リハ学-看護援助論からのアプローチ-、第1版、文光堂、
ミルトンメイヤロフ ケアの本質

参考図書等
評価指標

講義参加度 30%、プレゼンテーション 40%、課題の取り組み 30%、
*4段階評価:大変積極的、まあまあ、普通、余り積極的でない

関連科目

高齢者健康生活論、高齢者生活援助論、老化過程と病態、老年看護演習Ⅱ

教員から学生への
メッセージ

長い生活暦の中で、慢性疾患と共に、家族と共に生きてきた高齢者の背景に目を向けながら、老人CNSや研究者の講義と自分の実践経験とを結びつけ、より高度な捉え方、看護方法を身につけてほしい。

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