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シラバス(令和3年度)

Syllabus

博士前期課程(修士) / 看護専門領域 / 子どもと家族の看護学分野

小児看護専門看護師機能実習Ⅱ

Clinical Practicum and SeminarⅡ for Advanced Nursing Practice for Child and Family

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担当教員西村 真実子、金谷 雅代
実務経験
開講年次1年次後期・2年次前期単位数4単位授業形態実習
必修・選択選択時間数180時間
学習目的・目標

学習目的:
小児看護専門看護師実習Ⅱは、子どもと家族の看護学分野の講義科目、演習科目での学習事項を基盤とし、子育て支援や子どもの虐待予防に関する総合的な見識と専門的な実践能力を養う。また、支援過程においては多機関・多職種の連携・協働が行われていたり倫理的課題があるので、専門看護師の役割である「調整」」「倫理」の機能についても学ぶ。さらに、これらの経験を通して、子育て支援・虐待予防に関する看護職者等への「相談」能力や「教育」能力の習得もめざす。
学習目標:
以下の専門的能力の育成をめざす。

1)子どもの育ちや健康、特にこころの発達の流れと養育環境の重要性を深く理解し、対象となる子どもの成長・発達や健康および親子関係・家族関係、養育環境を理解しアセスメントするとともに、発達的アプローチを行う能力
2)育児困難・子ども虐待における関連要因および要因間の精神力動的な相互関係、子どもへの不適切な対応に悩む養育者の心理、虐待的養育環境にある子どもの心理を理解し、対象となる親子・家族に起こっている困難や虐待等について多角的に理解しアセスメントする能力
3)「育児不安・育児困難・虐待状況に悩む親」「虐待リスクのある親」「被虐待児」に気づく専門的感性と、彼らと安心・安全な関係づくりができる能力
4)虐待予防や子育て支援の相談・援助・ケア(治療的対応)を行う能力
5)多機関・多職種の専門家と真に敬意を払い合う関係を築き、看護や保健の視点を活かして連携し、チームアプローチを行う能力
6)育児不安・育児困難・虐待状況に悩む親あるいは虐待リスクのある親同士の仲間づくりに向けた適切なアプローチを行う能力
7)被虐待や不登校等、心理的外傷による問題を抱えている子どもの心情に寄り添い関わる能力
8)子ども・親・家族への必要なケアが円滑に提供される上で問題となる点や倫理的課題が生じた場合に多機関・多職種の専門家等の間の調整を行う能力
9)親子関係・子育ての問題のある事例について、上記の1)~8)の視点等でケア提供者(主に看護職者)に教育や相談を行う能力
10)親子関係・子育ての問題や虐待予防に関する教育活動・啓発活動を行う能力
授業計画・内容

 

  回  内容  授業方法  担当
 
実習は、母子保健、子育て支援、子どもの虐待予防、子どもの育ち・親子関係の問題に関する支援を行っている保健・福祉にの施設等で行う。
実習全体のオリエンテーションは1年前期の7月に行う。
保健分野の実習施設(2週間)においては、母子保健事業を中心に実習し、【こんにちわ赤ちゃん訪問→養育訪問事業・育児困難や虐待リスクのある親子への支援】という流れ等で継続的に関わり支援する事例を1事例以上経験し、専門的な実践や多職種・多機関の連携・調整について学ぶ。
福祉分野の実習施設、児童養護施設等(2週間)では、入所の被虐待児と2事例以上関わり、子どもの言動を養育環境の影響も鑑みつつ多角的に理解し、子どもの心身の安定・成長に繋がる関わりについて学ぶ。
ペアレンティング・プログラム「Nobody's Perfect」の実践や、子どもの虐待防止の電話相談についても希望に応じて実習する。
実習指導は、実習場の指導者と教員が連携をとり、協力してあたる。
専門看護師に求められる高度な実践等の機能について学習できた場合は、その支援過程を振り返り分析・評価し、残された課題や今後の展望、副次的効果について考察する(CNS看護実績報告書様式を用いる)。同時に、「事例紹介、アセスメント、支援過程、成果、残された課題、学んだこと」等についてもまとめておく。

個別またはグループ指導

事例検討会

西村

金谷

母子保健担当の保健師(実習指導者)

側垣(実習指導者)

 

教科書
参考図書等

随時紹介する。

評価指標

1 実習内容 30%
2 CNS機能の報告書、事例レポート 50%
3 実習姿勢・態度 20%

関連科目
教員から学生への
メッセージ

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