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シラバス(令和3年度)

Syllabus

学部 / 看護専門領域 / 看護の実践

小児看護学実習

Practicum:Child and Family Health Nursing

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担当教員金谷雅代、千原裕香、後藤亜希
実務経験複数の教員が担当しており、全員に病院等の勤務経験がある。
開講年次3年次後期単位数2単位授業形態実習
必修・選択必修時間数90時間
学習目的・目標

目的:
子どもの成長・発達と望ましい養育環境および子どもの成長・発達をサポートする関わりについて理解を深め、子どもに健康障害がみられる場合の基礎的な看護実践能力を修得する。また、子どもの発達問題や子育て・家族機能に問題がみられる場合の支援方法について学ぶ。
目標:
(1)保育施設での実習
①各発達段階における乳幼児の成長・発達、生活(睡眠覚醒リズム、遊び、食事、排泄等)について述べることができる。
②乳幼児の経験学習を深める関わりや子育て について説明できる。
③保健に関する事項(歯磨き、手洗い等)について、幼児の発達や特徴を考慮して集団指導する経験をもち、子どもの発達に合わせたわかりやすい説明をするスキルを修得する。
④保育施設における発達問題をもつ子どもへの関わり方、子育てや家族機能に課題をもつ養育者への支援、市町や児童相談所等との連携について説明できる。
(2)病院での実習
①健康障害をもつ子どもの身体状態、治療内容、成長・発達、養育環境を総合的に理解する。
②子どもと家族の病気体験を説明できる。
③子どもと家族に共感的に関わり、日常生活援助、治療・検査・処置に関する援助、療養行動やセルフケア能力を促進する援助、子どものストレス緩和の援助、患児の検査・処置に伴う援助、患児のきょうだいへの援助等を家族と相談・協力しながら適切に実施できる。
④他職種および地域との連携、看護師の役割、メンバーシップ、リーダーシップについて説明できる。
⑤自己の実践を振り返り、看護者としての自分の課題を考える。

授業計画・内容
  回  内容
 1班が2グループに分かれ、半数の学生が第1週目に保育施設での実習→第2週目に病院での実習を行う。残りの半数の学生が逆の順番で実習する。
1.保育施設での実習
①乳幼児と遊んだり世話をして関わりながら、乳幼児同士の関わりや乳幼児と保育士の関わりを観察する。学びがあった場面を実習記録に再構成し(場面の状況、乳幼児間や乳幼児・保育士・学生間の関わりを経時的に記録する。ノンバーバル・コミュニケーションも注意深く記録する)、学習内容を整理、考察する。
②実習の後半に、2~5歳の複数の幼児を対象に、保健に関するテーマを決めて20~30分程度 で、子どもが理解できるよう工夫して説明する。事前に学内で実施案を作成し指導を受け、さらに実習施設の指導者による個別指導、リハーサルを経て実施する。
③学びを深めるために、疑問が残った実習場面等を基にした日々の振り返りカンファレンス、気になる子どもや家族への支援や他機関との連携等について話し合うカンファレンス等を行う。
2.病院での実習
①小児病棟にて入院児1~2名を受け持ち、その児と家族への看護を実践する。
②受け持ち児の心身の状態および必要な看護について理解を深めるために、病態カンファレンス、病棟ナースとのカンファレンス等の個人またはグループカンファレンスを行う。
③看護師の指導のもと、基本的な小児看護技術を行う。
3.保育施設での反省会、病棟反省会および全体反省会で学習内容を共有する。
教科書

疾病・障害論Ⅴで使用した教科書
小児看護学概論、小児看護方法論、小児看護方法論演習で使用した教科書

参考図書等

適宜紹介する

評価指標

実習期間の2/3以上出席することにより評価する。
学習内容、実習目標の達成状況、記録内容(70%)
カンファレンスへの取り組み姿勢(30%)

関連科目

疾病・障害論Ⅴ、小児看護学概論、小児看護方法論、小児看護方法論演習

教員から学生への
メッセージ

保育施設での実習では、各発達段階の子どもの生活を知り、子どもが様々な経験、周りの人たちや環境との相互作用からいろいろなことを学びながら成長・発達していることを実感してほしい。自分の感性や経験、子どもの成長・発達に関する知識をフル稼働し、子ども同士のやりとり、子どもと大人(親・保育士など)とのやりとりをじっくり見たり、自分と子どもとのやりとりを注意深く振り返ろう。子どもの成長・発達にはどのような環境やかかわりが重要であるかを考えていきましょう。
病院での実習では、受け持ち児の病態や治療、発達状態を理解するとともに、子どもや家族の心情を理解し、どうかかわり支援するのがよいのかを一緒に考え、実践していきましょう。

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