博士前期課程:実践看護学領域
成人看護学分野
がんや危機的状況、慢性的な疾病や障害を持つ患者と家族を対象に、病態生理の専門的知識、看護理論やその活用方法を学び、家族看護や他職種との連携、倫理的側面も修得。治療後や治療効果が期待できなくなった患者とその家族への継続ケアおよび緩和ケアにも焦点をあてます。
博士後期課程:実践看護科学分野
実践看護科学Ⅱ(成人)
対象の健康レベルに応じた看護を包括的視点に立って実践し、その効果を科学的に評価するために必要が看護知識や研究技法を習得できることを目指します。
- 病や死の中で、その人を支える「人生観」「価値観」について(がん、ターミナル期、慢性疾患患者を対象)
- がん看護実践において疼痛緩和へのアプローチに関する研究
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博士前期課程 院生、修了生(がん看護)
所属(修了年度) | 名前 | 研究テーマ |
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令和4年度 | 天日更織 | 新型コロナウイルス感染症の感染拡大における終末期がん患者家族の経験 |
令和4年度 | 池上暁 | 便秘のある進行がん患者をケアする訪問看護師の困難感の経験 |
令和2年度 | 北川寿子 | がん遺伝子パネル検査を受ける患者の意思決定の様相 |
令和元年度 | 濱鍛冶清水 | 終末期がん看護実践で抱いたネガティブな感情への対処と気づき |
平成30年度 | 渋谷美保子 | かけがえのない人を亡くした看護師が喪失体験を終末期看護につなげるプロセス |
平成30年度 | 樋口麻衣子 | AYA世代の子宮がん経験者の困難ー治療から1年以上経過後のインタビューから― |
平成29年度 | 瀧澤理穂 | 乳がん患者が子どもに真実を伝える苦悩を乗り越える体験―M.ニューマン理論に基づく対話から― |
平成28年度 | 中島佳子(旧:籔下) | 排泄環境におけるシクロホスファミド汚染の実態 ~乳がん患者の抗がん剤治療直後の調査から~ |
平成27年度 | 久保博子 | がん患者への就労支援プログラムの検討 |
平成27年度 | 高野智早 | がん患者のセクシュアリティに対する看護師の態度尺度の開発 |
平成27年度 | 時山麻美 | ピアサポートを受けたがん患者の体験 |
平成26年度 | 今方裕子 | 抗EGFR抗体薬投与中の患者への看護師によるスキンケア指導の効果-セツキシマブ投与中のがん患者を対象に- |
平成25年度 | 上埜千春 | 化学療法中の造血器腫瘍患者に対する口腔ケアの有効性に及ぼす緑茶の効果 |
平成25年度 | 佐伯千尋 | 術後膵臓がん患者の人生観の特徴-PILテストを通して- |
平成24年度 | 平 優子 | 胃がん術後患者とその配偶者に対する食の支援 ―調理実習を取り入れたがんサロン開催― |
平成24年度 | 山瀬勝巳 | 外来がん化学療法患者への訪問看護導入の試み |
平成24年度 | 松本友梨子 | サポートブックを用いた乳がん患者とそのこどもへの支援の試み |
平成24年度 | 春日美紀 | 入院治療中の血液がん患者が自分のあり様を認識するプロセス ―M.Newman理論に基づく対話― |
平成22年度 | 内村恵里子 | 終末期がん患者を在宅で介護できた要因 -家族介護者の語りの分析から- |
平成22年度 | 村上真由美 | 外来化学療法を受けている進行大腸がん患者ががんと共に生きる体験 |
平成21年度 | 長 光代 | 終末期がん患者へのスピリチュアルケアに戸惑う看護師の様相 ~一般病棟で働く看護師へのインタビューを通して~ |
平成21年度 | 辻屋久美代 | 外来化学療法を受ける患者が治療の場を変更する決断の要因 -がん診療連携拠点病院から地域の医療機関へ移る患者を対象に- |
平成20年度 | 坂井桂子 | 緩和ケアへのギアチェンジに伴うがん患者の体験 -緩和ケア病棟入院患者を対象に- |
平成19年度 | 高地弥里 | 術後消化器がん患者の適応を支える要素 ―診断時から退院までのソーシャル・サポートに焦点を当てて― |
博士後期課程 院生、修了生(がん看護)
所属(修了年度) | 名前 | 研究テーマ |
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平成26年度 | 岩城直子 | 外来で放射線療法を受けるがん患者への精神心理的援助―PILテストを手がかりとした対話による看護介入の効果― |
平成23年度 | 加藤亜妃子 | 終末期がん患者の家族が生きる他者との関係性の様相 |
令和4年度 | 瀧澤理穂 | 子どもに自己の病名を伝えることに悩む乳がん患者への看護支援 |