今年度の開学記念行事は、「”いつか”ではなく”いま”から始める災害看護~その一歩が地域と未来を支える~」をテーマに、3部構成で行われました。
第1部では、当講座木田教授が「これからの社会で求められる”災害に強い看護職”~最先端に立つみなさんへ」~」と題した基調講演を行いました。

講演内では、本学が災害看護教育の最先端、社会構造の最先端、看護DX×災害の最先端という3つの最先端に立っていることを紹介し、本学で災害看護や地域支援を学ぶ意義について、学生に問いかけました。
されに、当講座が開発した災害看護VR教材「トリアージゲーム」を実演したり、産学連携について紹介したりと、幅広い災害看護教育・研究が本学から創出されていることを共有しました。



第2部では、これまでボランティア活動を行ってきた学生4グループ・個人が、それぞれどのような活動をしてきたのか、活動ではどのような体験をしたのか、その体験から何を学び、自身の看護に活かすことができると感じたかについて発表し、最後に各グループ・個人から「ボランティア活動に一歩踏み出すためのメッセージ」を参加者に送ってくれました。




第3部では、木田教授が開発した「活動支援体験型演習ゲーム」を会場のみなさんと楽しく行いました。
スマートフォンを使い、支援に行くために何を準備し、どのような支援を行うかを体験し、活動をはじめるきっかけづくりになったのではないかと感じています。



講堂での企画終了後は、ガラスホールにて本学フィールド実習岩佐ゼミの学生さんと、株式会社スギヨ様と共同で開発した防災食「Hotでホッとな 防災おでん 〜いつでも おでん たべまっし〜 」の試食や、災害用トイレやベッドの体験、株式会社テラモト様の災害時衛生物品の体験ブースが設置され、大いににぎわいました。






災害は日常の延長線上にあります。災害看護は特別な状況だけで提供されるものではないことや、学生だからこそできる支援活動を考えるきっかけになりました。
また、すでに本学ではたくさんの学生たちが被災地支援や防災活動を行っていることも、大学全体で共有できました。
これからも「私たちは決して能登を忘れない」こと、将来の災害に備えるために”災害に強い看護職”になれるよう、大学をあげて教育・研究を行っていきたいと思います。