イベント
平成29年度 開学記念行事を開催しました
2017年6月9日 up
5月29日(月)、本学講堂で開学記念行事を行いました。
午前のⅠ部では、学長表彰と感謝状の贈呈がありました。本学の教育に貢献した丸岡直子教授、清水暢子助教にそれぞれベストティーチャー賞が授与されました。また、本学と学術的交流のあるワシントン大学のノエル・クリスマン教授、永きにわたり非常勤講師を務めてくださいました小泉晶一氏、模擬患者を務めてくださいました香林幹夫氏には、それぞれ感謝状が贈られました。さらに金沢城リレーマラソンの職場仲間部門で第9位という輝かしい成績を残した駅伝サークルに、学生団体表彰状が渡されました。
続く第Ⅱ部では、「多様な個性と共生の可能性」をテーマに発達障害にかかわるお二人の方にご講演いただきました。医師の吉川徹氏は専門家の立場から「大人の発達障害」の特徴についてわかりやすいお話があり、広野ゆい氏は当事者として、これまでの困難を時にユーモアを交えながら伝えてくださいました。発達障害のある人(広野氏の言葉でいう「発達に凸凹のある人」)と、ともに生きていく社会は私たちが創りあげるものだと改めて感じました。
お昼を挟んだ午後からは第Ⅲ部として、本学を卒業した先輩方を招いた全体交流会が開かれました。菊田真亜子氏(1期生)、釜谷英希氏(3期生)、伊藤仁美氏(5期生)、吉田綾氏(10期生)、山村美貴氏(10期生)は学生時代の勉強の仕方、現在の仕事と育児に奮闘する毎日など、リアルな体験談を話してくださいました。在学生からもたくさんの質問が出るなど活発な質疑がなされ、将来のロールモデルについて在校生は夢を描くことができました。
(午前: 学生199名、教員28名、午後: 学生173名、教員20名 参加)