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学生生活

平成28年度夏期アメリカ看護研修を実施しました

2017年1月13日 up

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2016年8月26日~9月8日の2週間にわたり、夏期アメリカ看護研修がワシントン州シアトルで行われ、学生23名(3年生19名、2年生4名)が参加しました。

研修内容

1. 講義

 シアトルで活躍されている日本人の先生方から講義を受け、アメリカの保健医療システムの現状とあわせて、保健医療に対する考え方などについて詳しくお聞きしました。ワシントン大学看護学部准教授の上月頼子先生からは処方権をもつナースプラクティショナーについて、先生自身の臨床経験をまじえてお話していただき、なぜアメリカでナースプラクティショナーが必要とされるのか、医師とは異なる看護師ならではの役割は何なのかについて学ぶことができました。リハビリテーション施設で働く看護師の方からは臨床現場で行われている看護ケアについて、日米の違いを中心にお話をいただき、実際に入所されている方々と交流することができました。

2. 英会話クラス

 日常生活で必要な英会話はもちろんのこと、各見学施設の事前説明や見学後のフォロー等を受け、学びを深めることができました。英会話クラスは小グループに分かれ、講師の方はフランクに、そして学生が受身とならないように会話中心の講義が行われました。学生達はこの英会話クラスで学んだことを施設見学での質問や入所している方との会話に役立てていました。

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3. 保健医療・福祉施設の見学

  1. University of Washington  ワシントン大学
  2. University of Washington School of Nursing ワシントン大学看護学部
  3. Swedish Hospital スウィーディッシュホスピタル
  4. Harborview Hospital ハーバービューホスピタル
  5. Redmond Care & Rehabilitation Center レドモンドケア&リハビリテーションセンター
  6. Keiro Northwest 日系老人ホーム
  7. Nikkei Manor 日系老人ホーム
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4. ホームステイ

 ホストファミリーにあたたかく迎えられ過ごす2週間は、英語を学ぶ機会だけではなく、アメリカの文化や習慣を学ぶ機会となりました。別れの際には学生、ホストファミリーがハグし合い、涙を見せながら再会の約束をしていました。

活動報告

アメリカでの貴重な経験

引率:大江真吾助教

 2週間の短い期間でしたが、学生達はアメリカでの医療・看護に触れ、アメリカの医療保健システムを理解し、また日本の医療の良さとアメリカの医療から学ぶべき点について、考えを深めることができました。学生達は日に日に英語でのコミュニケーションが上達し、ホームステイファミリーや英語講師の方と英語での会話が弾んでいました。現地の方との会話は、学生の英語力の向上にとても役立っていると感じました。
 看護職を目指す学生達が日本とは違った文化や医療・看護に触れることは、対象を多面的に理解し、様々な人間関係を築く力を養う上で貴重な経験になるのはもちろん、看護に対する新しい見方を提供してくれる可能性を感じました。

夏期アメリカ看護研修での学び

3年生:北野来弥

 研修を通して、アメリカと日本の医療の違いを理解できました。特に、アメリカは多民族国家であり、様々な文化や価値観が存在するためそれらに対応して看護をする必要があること、貧富の格差が健康格差に大きく関わっていること。この2点は、研修で学んだことに加え、実際にアメリカで生活してみて節々に感じました。
 アメリカでの生活は「Thank you.」を何度も交わし、笑顔が絶えない2週間でした。この言葉はアメリカで非常によく使われており、次の人のためにドアを開けておいたり、席を譲ったり、日常に小さな優しさが溢れていて、それに対し素直に感謝する人ばかりでした。他人に優しくすることに何も躊躇せず、また注意することにも何の迷いもないところが日本人にはない積極性だと感じました。私はこの積極性を真似て、多くの人と関わり、英語でのコミュニケーションの楽しさを感じました。
 現地へ行き、実際に見て聞いて感じたからこそ、「違い」の中の価値観や文化、人の温かさに気づくことができたと思います。この研修に参加することができ、本当に良かったと感じています。
 

夏期アメリカ看護研修に参加して

3年生:木戸仁美

 夏期アメリカ看護研修では生活習慣や食文化、医療など日本とアメリカとの違いを学ぶことが出来ました。2週間で病院や老人ホームを視察し、ワシントン大学では日常会話や医療に関する英語のレッスンを受けました。
 Swedish Medical Centerには分娩のシミュレーションモデルがあり、このモデルは人間の声掛けに反応できるようになっていたため実際の分娩の場面に近く、よりリアルに訓練ができると感じました。
 アメリカは様々な人種・ルーツの人たちが集まってできた個人主義の国であるため、健康についても日本とは大きく考え方が違っていました。日本では疾患を持つ方に対して保健・医療・福祉が連携して治療や療養環境のサポートをしていますが、アメリカでは医療保険は民間のものが多く「自分の健康は自分で管理する」という考え方であることを学びました。
 ホームステイでは、言語も文化も異なる環境で過ごすことにとても不安を感じていましたが数日経つと少しずつ慣れて、休日にはホストファミリーの友人たちとの交流もできたので、とても良い経験をすることが出来ました。この研修で学んだことを今後の看護師人生に活かしていこうと思います。

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