学生生活
「民泊型フィールド実習」事前学習 能登町を訪問しました
2016年5月17日 up
大学間連携共同教育推進事業「学都いしかわ課題解決型グローカル人材育成システムの構築」
石川県立看護大学スタンダードリスト提供科目「民泊型フィールド実習」
能登町へ行ってきました。
青い空、新緑の山々、広がる海原・・・人々の暮らし
石川県立看護大学では4月23日(土)に「民泊型フィールド実習」の一環として能登町へ事前学習に行ってきました。学生18名、教員8名が能登町教育委員会新出直典氏と蛸島慎司氏から「能登町の概要と世界農業遺産を活用した町の取り組み」と題して講義を受けました。
奥能登共通の人口減少の課題はありつつも、豊かな自然を生かした農業や漁業、林業等が基幹産業であることを学びました。また、季節ごとの祭礼や神事とともに暮らしが営まれている事を知りました。宇出津のあばれ祭りが能登の夏の到来を告げ、五穀豊穣を祈る「あえのこと」が今も受け継がれている、能登には神々に感謝する暮らしがあることを教わりました。大学の授業だけでは学べない内容だと思います。
こうした地域の自然、伝統・文化、産業等の中で培われてきた暮らしを通して人々の精神的支柱、地域のきずなが形成されていくのではないかと思いが至ります。看護専門職として学び続ける過程で、かかわる方々が暮らしの中で育まれてきたもてる力にも思いを寄せていきたいと思います。今回の学びを生かし、「民泊型フィールド実習」本番に向けてさらに学習課題となるテーマを深めたいと思います。
高倉地区
館長さんから地域の概要について説明を受けた。
その後、フィールドを探索。地域の案内役は子ども達が担ってくれた・・・
姫漁港で整備中のイカ釣り船を 背景に!
白丸地区
地域の概要について館長さんより説明を受けた。
その後、公民館活動に参加中の方々からお話を聴き、
学生は事前学習で抱いていたイメージに変化があったよう・・・
柳田地区
地域の概要についてオリエンテーションを受けた。
フィールドを歩いて地域の暮らしの実態を実感!
木々に囲まれ、農地が広がり空気が清々しい。
ウオーキングなど住民の健康づくりに熱心な地域・・・