Contribution

地域貢献・国際交流

海外看護研修(国際看護演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)

海外看護研修(国際看護演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)

歴史や文化の違う海外の国に身をおき、文化的能力とアサーティブなコミュニケーション能力を高め、その文化や人々の暮らし、健康課題、保健・医療・福祉制度を理解するとともに、異文化経験を通して自文化の世界観に気づき、自己や自国・地域への関心を高め、日本の健康を巡る事象の解決に向けて現状を突破しようとする力を育てることを目的に海外での看護研修を実施しています。
研修に参加した学生には国際看護演習の単位が認定されます。

アメリカ看護研修(国際看護演習Ⅰ)

異文化にふれ、グローバルな感覚を身につける機会として、アメリカの看護系大学への看護研修を実施しています。
現地では、医療機関などの見学、看護学部教員などから米国の医療保健福祉に関するレクチャーを受けます。
また英語のスキルアップのためネイティブ教員によるEnglish Lessonを受講します。日本とは異なる文化背景をもつ米国だからこそ生まれた医療保健福祉システムや看護師教育・役割について理解することができます。
またホームスティのため、生活レベルでの文化の違いを実感し、リラックスした中で英会話を楽しめます。
本研修に参加した学生には国際看護演習Ⅰの単位が認定されます。

■ 主な内容

  • 看護学部の見学
  • 語学研修(日常英会話・看護英語・見学施設に関する予備講習)
  • 保健医療福祉施設の見学
  • 看護学部教員等による講義 など

韓国看護研修(国際看護演習Ⅱ)

現地では、保健医療施設などの視察や韓国語のスキルアップのための韓国語レッスンを受けます。
日本とは異なる文化背景をもつ韓国だからこそ生まれた医療保健福祉システムや看護師教育・役割について理解することができます。
本研修に参加した学生には国際看護演習Ⅱの単位が認定されます。

タイ国立チェンマイ大学看護研修(国際看護演習Ⅲ)

政治や文化、社会経済の異なる国での保健医療システムを知り、地域における住民の暮らしや健康課題への対処方法について学ぶことにより視野を広げ、学生の将来の活動において様々な地域住民への健康づくりにアプローチできる、グローカルな人材を育成することを目的にタイ国立チェンマイ大学看護学部で看護研修を実施しています。本研修に参加した学生には国際看護演習Ⅲの単位が認定されます。

他大学との交流

韓国国立全北大学校看護大学

2014年11月17日、石川県立看護大学と韓国全北大学校看護大学との間で教育や学術面での交流及び協力を推進するための覚書(MOU:Memorandum of Understanding)を締結しました。 石川県立看護大学はグローバルな人材育成のため学生の韓国派遣研修を企画していたところ、その研修先として石川県の友好交流地域である韓国全羅北道から国立全北大学の紹介を受けました。同大学看護大学と研修事業の調整を進めていた中、先方より本学との覚書締結の要請があり締結したものです。 今後、教職員・研究者及び学生の交流、学術的資料・出版物及び情報等の交換、共同研究や学術会議の実施などについて協力を推進及び発展させていきます。

中国吉林大学看護学院

本学は2016年3月29日に吉林大学看護学院とMOU覚書(MOU:Memorandum of Understanding)を締結しました。 吉林大学では石垣学長の講演「Aging Asia and Innovation for the Elderly in Japan」があり、大学院生、教員が熱心に聴講しました。

地域社会と国際社会に貢献する人材育成が推進されている中、アジア地域の健康に貢献すべく今後教職員および学生の交流を深め、ともに学術的に発展していくために努力することを確認しました。

中国吉林大学看護学院

2016年3月29日 吉林大学陈看護学院学院長と石垣学長

石垣学長 講演の様子

中国南京中医薬大学

本学は2016年3月28日に南京中医薬大学とMOU覚書(MOU:Memorandum of Understanding)を締結しました。地域社会と国際社会に貢献する人材育成が推進されている中、アジア地域の健康に貢献すべく今後教職員および学生の交流を深め、ともに学術的に発展していくために努力することを確認しました。

2016年3月29日 吉林大学陈看護学院学院長と石垣学長

タイ国立チェンマイ大学看護学部

2019年7月9日、石川県立看護大学とタイ国立チェンマイ大学看護学部との間で教育や学術面での交流及び協力を推進するための覚書(MOA:Memorandum of Agreement)を締結しました。 石川県立看護大学はグローバルな人材育成のため学生をタイに派遣し、現地の保健医療について学ぶ研修をチェンマイ大学看護学部で実施しています。今後、教職員・研究者及び学生の交流、学術的資料・出版物及び情報等の交換、共同研究や学術会議の実施などについて協力を推進及び発展させていきます。

国際貢献事業(JICA研究員の受け入れ)

国際貢献事業(JICA研修員の受け入れ)

地域ケア総合センターでは、国際貢献に資することを目的に、国際協力機構(JICA)と協力し研修員を受け入れています。

平成17年度から6年間タジキスタン共和国国別研修「母と子のすこやか支援プロジェクト」を実施しました。母子保健分野の研修員を毎年6~8名を約2か月間受け入れ、本学での講義の他、保健福祉施設や助産院等での視察を実施しました。平成24年度からは、開発途上国の将来を担う青年層(20歳~35歳程度)の研修員を日本に招き、研修員の国における開発課題について日本の経験や技術の基礎的理解に関する研修を通して、将来の国づくりを担う人材を育成する青年研修を実施しています。

また、平成19年度からはパラグアイをはじめとする南米の日系人を招いた日系研修を羽咋市社会福祉協議会と協力して実施しています。日本の高齢者福祉におけるケアシステムについて学び、同じく高齢化が進む南米日系人社会にて活用いただくことを目的としています。

International Cafe(交際交流のつどい)

International Café(国際交流のつどい)

国際交流員や留学生による講演や対話を通して、異文化の中の多様な価値観に触れ、国際的視野を広げるとともに、海外で学ぶことへの動機付けの機会としています。