本学附属地域ケア総合センター事業の人材育成事業の1つで、流産・死産・新生児死亡で赤ちゃんを亡くされた方への悲嘆ケアについて考える「第20回ペリネイタル・グリーフケア検討会」を、平成31年2月17日(日)に石川県立中央病院で開催しました。今回は「グリーフケアに取り組む自分自身を見つめて、ケアしよう」をテーマとして、一般社団法人日本グリーフ専門士協会認定講師の菅 朱弥(すが あけみ)氏に講師をお願いしました。
 はじめに、グリーフとは何かという原点にもどり、グリーフとは死別だけではない広義のグリーフがあることを学びました。その後、グリーフを抱えた方との接し方を実践し、グリーフとモーニングの違いから、安心して悲しみやつらさを語ることのできる場の必要性と喪失悲嘆のプロセスを学びました。自分を知る・受け入れるワークとして、自分をいたわり、自分を許す体験をし、不完全である勇気を持つことの大切さを学びました。最後に、自分を守るためにプロフェッショナルグリーフということの大切さについてメッセージをいただき、会を終了しました。
 参加者は石川県内と富山県内の施設の21名でした。「あらためて学ぶ機会となり、自分自身を振り返ることができた」「自分自身を知ることで他の人に対して気持ちを向けられるのだと思った」「自分自身を見つめなおすことができ気持ちが楽になった」等の感想や、「今後グリーフケアに関わるときに活かせる」「他のスタッフに伝えたい」という表明があり、有意義なものとなりました。
 次回は平成31年7月21日(日)13:30~16:00に開催を予定しておりテーマを募集しています。次々回は11月9日(土)10:00~12:00で、午後から開催の「東アジアグリーフの集いin金沢」との企画で「県外のグリーフケアに取り組む人々と交流しよう!」を考えております。詳細は別途ご案内いたしますので是非ご参加ください。