2018年9月22日

 本事業は看護大学と県立大学の共同研究により実施している石川県型農福連携(石川ラム)畜産型事業の開発と評価」~農福連携いしかわ型ヒツジ飼育事業の検討~)でのヒツジ飼育を、今後、就労を考えている精神障害のある方や特別支援学校の卒業を控えている方、就労支援を行っている事業所を利用されている方を対象に、ヒツジの餌やり・肥出し(糞だし)・餌作りなどを通じて畜産体験を行ない、このヒツジ飼育体験を通して、参加された方が動物やそれを飼育している人への関心、就労への意欲や希望、社会活動や社会参加への意欲、畜産農家や畜産業への関心を持ってもらうことを目的に実施しました。
 9月11日(火)、9月18日(火)の2回実施し、合計20名が体験教室に参加されました。ヒツジ飼育で毎日行っている仕事内容を就労支援事業所で現在飼育を担当している利用者から説明があった後、餌やり、糞だし、散歩を行いました。ヒツジは群れる習性があり、一頭でも群れから離れると大騒ぎで声をあげて鳴きだします。そのため、散歩ではまとまって歩くヒツジに引っ張られながら体験者もお団子になって歩いていました。
 体験学習参加者からは「最初は不安でいっぱいだったけれど、来たら不安はふっとんだ」と体験学習後の前向きな感想が聞かれました。また、見学の受け入れをした就労支援事業所利用者も「自分たちの仕事をする姿を見てもらえて、自慢できる」とヒツジ飼育の仕事を誇りに思っている様子でした。次回は11月にヒツジの毛刈り体験を予定しています。

写真1 就労支援事業所 飼育担当利用者から話を聞きながら世話をする体験学習参加者

写真2 群れる習性のヒツジに合わせて人間も群れて歩く、散歩中の体験学習参加者