2018年8月28日

 今年度初めて実施しました本企画では、ミルトン・メイヤロフ著『ケアの本質』(ゆるみ出版)の序章~第2章までを参加者で読み進め、本書に書かれている内容についてどう解釈できるか、また、それぞれの臨床現場の体験の中で、どのような関わりをいうのかについて、意見交換を行いました。
 精神看護領域、がん看護領域(緩和ケアを含む)、助産領域、老年看護領域で現場での対人関係に関心のある方や本書に関心のある方などが計3回(第1回:6月17日(日)、第2回:7月29日(日)午前、第3回:同日午後)で延べ44名が参加し、活発な意見交換を行いました。第2回と第3回では、日本IPR研究会の運営委員の2名の先生にもコメンテーターとして参加いただいたことで、事例の幅が広がり、参加者の理解が深まりました。
 参加者の中には、10~20年前にこの本を購入していた方がおり、「本のタイトルに関心があり購入したが、難解で独りで読み進めるには難しかった。今回、皆さんで詳しく解釈できる機会を得ることができてよかった」「日々の実践の中で、患者だけでなく、同僚、そして家庭での人間関係でも活かしていきたい」などの意見が聞かれました。今回の企画が参加者の今後の実践に活かせるのではないかと思います。