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第110回老年看護事例検討会を開催しました

2016年8月2日 up

第110回老年看護事例検討会

 日 時:平成28年7月13日(水)18:15~19:50

 場 所:石川県立看護大学3階 会議室

1 事例紹介・ディスカッション

  司    会 :北山 礼子(石川県立看護大学特任助教)

  事例提供 :芳原 由衣(石川県立看護大学 大学院生)

  テーマ  :「帰宅要求のある認知症高齢者に対する看護」

2. 参加者:訪問看護ステーション・病院看護師、介護関連管理者、認定看護師、

      老人看護専門看護師、大学教員など、16名

3. 検討内容

  今回の事例提供者は、老人看護専門看護師を目指す本学CNSコースの芳原さんの事例でした。実習での事例を参加者とディスカッションしました。糖尿病があり、BPSDのコントロール目的の入院の方でした。ディスカッションはとても盛り上がり、この方の療養先や病状についてもう少し考える必要があったのではないかという課題が残りました。最後に、事例提供者より、「生活歴などの今までの情報を理解しているつもりであったが、ディスカッションをしていく中で、病状(糖尿病)についての認識が不足していたことや在宅療養をすすめていくことができなかったことなどに気づかされる機会となった。これからCNSとして活躍していくためにも、ひとつひとつの事例を丁寧に考えていこうと思う。」と述べられました。

4.次回の予定:H28年9月14日(水)18:15~19:50 本学3階 成人老年共同研究室

 ・事例は、現在募集中。

 ・ミニレクチャーは、閨 利子氏(能登総合病院)からの予定。(テーマは未定)

5.ミニレクチャー:「摂食嚥下のメカニズムと加齢による変化」:直井 千津子(金沢医科大学病院)

  今回より、老人看護専門看護師によるミニレクチャーを事例検討会のあとに行いました。初回は、本学を最初に修了した老人看護専門看護師の直井千津子氏に行っていただきました。高齢者の嚥下について、動画を取り入れた説明はとてもわかりやすく、参加者からも「見えないところが画像ではっきりと示され、理解が深められた」と好評でした。

スライド0713

ミニレクチャーのスライドより

(田中靖代監修;食べるって楽しい!看護と介護の摂食・嚥下リハビリ、日本看護協会出版会)

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